コンピュータRPG(18)

CRPGの「お約束」の吟味その1。

  • 主人公はあらかじめ決まっている
    • キャラメイキングの面白さは、カスタマイズという方向性に流れているようだ
  • 主人公は成長する
    • ここが他ジャンルとRPGとを区分けするポイントとする場合が多いようだ
  • 主人公は冒険する(転々とする)
    • 映画でいうなら、ロードムービーでなくアクションアドベンチャー路線。目先を変えたい、というのと、戦闘バランスの都合のようだ
  • 主人公は世界を救う
    • プレイヤーの擬似的な自己実現を満たすためにこうなっていると思われる。そういえば、「最強を目指す」ストーリーのCRPGというのはあるのだろうか? だいたい最後には世界最強になっているのだが
  • プレイヤーは敵を倒す
    • 「戦闘によって成長する」とすると敵を設定する必要がある。「勝利」の報酬としての成長を、他の報酬で代用すれば敵を設定する必要はなさそうだ
  • 勧善懲悪である
    • 基本的に家庭用ゲームが大衆娯楽(特に子供向け)と捉えられているからだろう。これは『水戸黄門』『スターウォーズ』しかないようなもので、娯楽として未成熟な市場だから、といえる

明日はもうちょっと突っ込んでみるかも。