2004-09-01 コンピュータRPG(18) 考察 CRPGの「お約束」の吟味その1。 主人公はあらかじめ決まっている キャラメイキングの面白さは、カスタマイズという方向性に流れているようだ 主人公は成長する ここが他ジャンルとRPGとを区分けするポイントとする場合が多いようだ 主人公は冒険する(転々とする) 映画でいうなら、ロードムービーでなくアクションアドベンチャー路線。目先を変えたい、というのと、戦闘バランスの都合のようだ 主人公は世界を救う プレイヤーの擬似的な自己実現を満たすためにこうなっていると思われる。そういえば、「最強を目指す」ストーリーのCRPGというのはあるのだろうか? だいたい最後には世界最強になっているのだが プレイヤーは敵を倒す 「戦闘によって成長する」とすると敵を設定する必要がある。「勝利」の報酬としての成長を、他の報酬で代用すれば敵を設定する必要はなさそうだ 勧善懲悪である 基本的に家庭用ゲームが大衆娯楽(特に子供向け)と捉えられているからだろう。これは『水戸黄門』『スターウォーズ』しかないようなもので、娯楽として未成熟な市場だから、といえる 明日はもうちょっと突っ込んでみるかも。