コンピュータRPG(1)

コンピュータRPGを突き詰めて考えてみよう、とゆーことで連続でいきますよ。今日はその誕生から。

  • 最初のコンピュータRPGはテーブルトークRPGのマニアが、一人でTRPGを遊ぶために作ったもの
  • 当時のマシンにゲームマスターの役をさせるのは無理があったので、限定空間の戦闘のみに特化したシステムとした
  • ウィザードリィ』の時点で既にダンジョンの視覚的表現がなされ、CRPGTRPGと一線を画すリアリティを獲得した
  • ウルティマ』はリチャード・ギャリオット作のシナリオに沿って進む。何度やっても変わらないシナリオ、融通の全く利かないマスターとはいえ、更にTRPGに近づいた
  • ただしギャリオットは『ウルティマ』の戦闘にTRPGではなく、ウォーシミュレーションのシステムを持ち込んだ
  • この時点ですでにCRPGは「シナリオ」と「戦闘」を分けて考え、作られていたことがわかる
  • 『ローグ』は限定的ながらシナリオの自動生成を実現し、即興性のあるCRPGを確立した
  • CRPGの面白さはコンピュータのフリークたちに伝染し、TRPGを知らない層もユーザーとして獲得した