おじゃる丸 月夜が池のたからもの

口直しに引っ張り出してくる。上のグランディアPTと同時期のゲームで、こちらは白黒カラー両対応だが、(お世辞でもなんでもなく)ドット絵にはまさに雲泥の差があり、とても同じハードとは思えない美麗な画像がまず目を引く。
いま改めて見直してみると、「初回プレイはボードゲームとしては遊べない」「止まったマスを自陣とするモノポリー風のルールに意味がない」「やっぱりダンスのシステムが分かりづらい」「飛ばせないイベントが多くて、短気な人にはうざったい」「操作ガイドが足りない」「全体にSEをつけ忘れているような箇所が多い」「原作を知らないと面白くない」などなど、欠点もかなり目についてくる。
それらを差し引いても、あらゆる所にムダに力の入りまくった、細部に凝りに凝りまくったゲームであるのは間違いない。久々にクリアしたけど、ラストのタナカヨシコのオチで笑ってしまった。自分で書いたのに。