修羅雪姫

KILL BILL vol.2に備えて、ってワケでもないが、いまさら修羅雪姫。ちなみに釈由美子主演のリメイク版のほう。
アイドル映画にしては良くできてる。セリフを説明とドラマに分け、ドラマ方面は極力切り詰めてるのが良い。ドニー・イェンの殺陣、樋口真嗣の特撮ともにさすがのデキで、釈由美子も思いの他がんばっている。総合的に高い完成度を持った映画だ。
それにしてもこの設定と構成の妙、さすがに小池一夫(原作者)は設定にドラマをはらませるのが上手いなぁ。映画はこれから! ってところでプツンと終わってしまうのだが、原作はどうだったんだ?
俺だったら、暗殺集団とテロリストの指導者に手を握らせて、それに立ち向かう二人に愛を自覚させたあと男は死亡、とかにしてしまうんだが。
……すんません、ハリウッドの紋切り型に毒されすぎでした反省します。