復讐の狼

読了。ジョゼ・ジョバンニのフレンチ・ノワール、っつーかガチガチのハードボイルド。薄いってのもあるが、ストーリーの引っ張り方が上手いので一気に読んでしまった。
ジョバンニの映画は『ベラクルスの男』くらいしか観た事がないのだが、受ける印象は非常に近い。キャラクターの作りや、描き方に統一した視点があるようだ。しかしジョバンニって本国ではどーいう位置なんだ? 日本で言う大藪みたいな別格扱いなのだろうか。