月を目指した二人の科学者

フォン・ブラウンコロリョフアメリカとソ連の熾烈な宇宙開発競争をリードしたライバルを、時間軸に沿ってパラレルに描いた伝記。
もうメチャクチャに面白い。特にソ連宇宙開発の実態が明らかになったのはグラスノスチ以降なので、こーゆー視点で読めるのは新鮮。
コロリョフは「ツィオルコフスキーの愛弟子」とか言われていたそうだが、この本ではそんな言及はどこにもない。誰かが勝手につけた呼称なのだろうか?