ディ・ブルグ

ゲーム大賞も獲った名作『カルカソンヌ』をクニツィアが2人用にアレンジしたベツモノ。
たしかにプレイ時に出来ることは『カルカソンヌ』そのものだが、タイルの配置に際して使うのはいつものクニツィア野(クニツィアのゲームをやる時に使わされる脳の一部分)で、『サムライ』なんかに近い悩み方をさせられる。
スコアボードそれ自体がスゴロクよろしくアイテムゲットの場となっており、これがゲームバランスを壊している気がしなくもない。
運に見放されるとどーにもならない『カルカソンヌ』を二人でやるよりはバランスのとれたこっちの方が面白いが、原作の面白さは相当失われてる気がする。ベツモノと割りきれば結構楽しいので、あくまでクニツィアのゲームとして遊ぶのをオススメ。ちなみに、『カルカソンヌ』の戦略は結構そのまま使える。