恐怖の都ロンドン

やっと読了。むー、最後まで幽霊・猟奇・犯罪ガイドだった。ヴィクトリア朝当時のタブロイド紙を捏造するのにいい資料になりそうだ。
殺人鬼フェチの友人が力説してた、クリッペン博士の事件を読んで納得。なるほど、ラヴゼイの『偽のデュー警部』は20世紀だが、クリッペン博士自身は19世紀の人なのだった。