緋色の習作

飛行機に「緋色の研究」を忘れてきたので図書館で借りてきたら、なぜかタイトルがこんなことに。ちなみに河出版。長年親しんでるタイトル変えられると違和感あるなぁ、「四つの署名」を「四つのサイン」とか直されると殺意すら覚える。そのうち「『宇宙戦争』は誤訳なので『世界戦争』に変えました」とかになるのか。許せん。
内容については、初めて読んだのでその構造に少々驚き。推理中篇の中に、動機を説明する時代モノの短編が入っている。
まだキャラが確定してない(なんつっても一作目だから)ホームズの天狗っぷり、ワトソンの距離の取りっぷりが面白い。