とくてん

DVD『ボーン・アイデンティティー』の盛りだくさんな映像特典を観る。なるほど、これの新しさは「新しいスタイルの確立」だったのだな、と認識。
蛇足だということで外された未公開OP&ED、そのまま続編『ボーン・スプレマシー』に引き継がれている部分があるが、このへんどーゆー意図だったのか気になる。スタイルこそ継承されたがスパイ・スリラーとして緊密に完成されすぎた続編に、かえってラドラム的大時代さが臭うのを嫌ったのだろうか。個人的には現代のポリティカルテロを描くのはこのシリーズでは無理だと思うので、今後も普遍的テーマで押していくのが正解だろう。