げお
近所のゲオで中古ゲーム売り場を観察。うーん、買う人間はすぐ買うし、買わない人間は入念に物色はするがだいたい買わない。
彼の行動から、脳内を想像してみる。
- ジャンルによって物色の精度が違うことから、好みのジャンルがあると思われる
- 一度見た棚に戻ることがあることから、「比較」を行っていると思われる
- 箱の裏を見たりしないことから、ゲームの知識を豊富に持っているか、特定タイトルにしか興味がないと思われる
- 2階のレンタル屋には行かず、奥の古本コーナーに移動したことから、ストレス抵抗の低いほうを選ぶと思われる(←これは偏見)
では何が彼をゲーム購入に至らせなかったのか? と考えるとそれは価格だろう。残念ながら、ゲームに詳しい、ブランドを理解している人(もしくブランド信者)でも、ゲームに出せる金額はどんどん下がっている。
俺的な解決方法は「既存の入力方法で別種の快感が得られる」だが、DSとか見ると業界の向きは結構バラバラだ。ゲーム離れの現状に対して、新しい客を呼んでプラマイ0を目指すのか流出を止めてマイナ0を目指すのか、タイトル毎の戦略が問われそうだ。
いまのプレイヤーはゲオの彼のような慎重派が多いようだ。彼に買ってもらえるような製品が「TOY」だとは、どうしても思えない。