あぶらでかんがえる

実家で1980年の天文ガイドを発掘したり壁洗ったり電器取り替えたり。
うちでは絶対買わないイタリアンドレッシングの入れ物を見て驚いた。「花王株式会社」…!? 生活雑貨で有名なあの花王の商品なのだが、「健康エコナ」ブランドを押し出して、花王だとは気付かせない販売戦略をとっているらしい。たしかにデカデカと「花王」と書かれると、なんだか油が石鹸くさいような気がする。
ことによると、石鹸もサラダ油も同じ油脂工場で作られてるのかもしれないが、消費者にその関連性を悟られなければ、企業はメリットだけを享受できる。こーゆーのが賢いブランド戦略なのだろう。あとは全然違う名前の子会社に作らせる(この場合は、同じ工場では会計処理等が問題になりそう)とか…。
ゲームのブランド戦略は欧米では当たり前だが、なぜか日本ではあまり聞かない。D3Pとアイデアファクトリー、エロゲー業界くらいか。最後はともかく、前2者は全然成功していない。逆に、出しているゲームに(色んな意味で)ばらつきがありすぎるコナミなんかは、4ブランドくらいを自社で持ってもいい様な気がする。あとバンダイとかも。カプコンのクローバーブランドは最初で躓いたので先行きが…。